水澤純さん
ローカルと共に歩む仕事 - 会社員が語る仕事の意義と喜び
学生時代で学んだこと
自分のセールスポイントを磨く思考を培った4年間。野球が好きで大学野球の道を進みましたが、決して野球技術が高かった選手ではありませんでした。入部当初、約50人の同期がいる中で、技術ではなく、他の面でどうしたら目立ち、名前を憶えてもらえるかを考えていた。誰よりも一歩先に行動することで「行動の差」が勝負ポイントと位置付けた。努力が報われ、2年時にAチームのメンバーに選ばれるまでに至りましたが、膝のケガを原因に選手を引退。監督からのオファーをもらい、3年時に学生野球の運営側のマネジャーに就き、リーグ戦運営やチーム運営に2年間携わった。組織のチームビルディングを傍で体験できたことが学生時代の貴重な体験であった。また、小さいことであるが、計画・実行した行動で自分のセールスポイントを醸成する成功体験を体現できたと感じている。
仕事に通じていること
会社組織で働く意義の醍醐味。現代社会の働き方は、企業に就職、起業、フリーランスなど多様化している中、組織で働く意義が問われる時代。組織で働く定義は、「複数の人と協力してひとつの目標達成を成し遂げる」ことであり、人間的、能力的な成長が果たせると実感している。それも学生時代に、野球部組織で協創性、先見性の思考を学び、体現できたからだと位置づけている。こうした経験が資産となり、金融機関時代は支店長代理、現職ではマネジャーとして、組織・人を動かす立場に就くことができている。
学生へのメッセージ
当時、監督より「大きな可能性を秘めている会社で、未来を創造してみろ!」を言われた言葉を今でも忘れなていない。人生の物差しとなっている言葉である。これからの未来は更に、パーソナルブランド(個人の存在価値)が必要となる時代が到来する。自分の強みを生かしたどんな価値を提供できる・持っているのか、自分で伝えられる人物が人生で成功できる人物となり、選ばれる理由となる。学びの、インプットとアウトプットのバランス(3:7)で爆速成長に繋がる学生時代を過ごして欲しい。